山田哲也(37=東京)が準優12Rを逃げ、優勝戦1枠だ。

準優は一瞬、ひやっとした。3枠から柳生泰二がぐっと伸びてまくられそうになるが、そこは1M先マイでしのいだ。差してきた一瀬明(2着)も抑えて断然の人気に応えた。

「スタートでため過ぎましたね」とそこは反省。「でもスタート勘は合ってます。優勝戦はばちっと行きますよ。理想(のスタートタシミング)はゼロ台の後半ですね」。速攻型の山田がスタート見えているのは、本命党には力強い。

「近況のリズムも良くて戸田との相性がいいのは自分でも分かっている」。勝てば通算40度目、戸田では4度目のV。インから中外枠勢を完封する逃げを披露してくれる可能性はかなり。高そうだ。