馬場貴也(36=滋賀)が、最終日12R優勝戦の1番差しへ自信をのぞかせた。

今節は、西村拓也の6勝に次ぐ5勝をマーク。前回にエンストした31号機を立て直した。前検の大がかりな部品交換に始まり本体点検、ペラ調整と段階を踏んだ。準優11Rを先マイで制した後は、ハンドル周りを微調整。「柔らかめのハンドルが好き。もう調整は、回転が上がる時刻だから、そこに合わせるだけ。誰か(進入で)動くかな? その方がいい。もちろん枠を主張したい」。調整と展開想定をほとんど済ませ、もう優勝賞金200万円ゲットに向けて集中するのみ。賞金ランク19位で、GPボーダーに位置する勝負師が、好ターンへ力を込める。