ベテラン先行の勝俣亮(42=神奈川)が“忘れ物”を取りに来た。

当地は4月以来になるが、この時は予選1着、準決3着で決勝に進出。だが、翌日に緊急事態宣言が出て、開催が中止になったほろ苦い経験がある。「あれは仕方がなかったけどね。でも、その後、南関だけの地区あっせんになって、手の内を知っている同士ですごくやりづらかった。成績も落としたし、今回あたりから巻き返したい」と気合を入れた。当地は99年4月にデビューした地(1、2、2着)でもあり「直線が長いのがいいのかな。嫌なイメージはない」。予選6Rは亀谷隆一-梶原亜湖を連れて、上位独占を狙う。