石井寛子(34=東京)は、必死に気持ちを奮い立たせて今開催に臨む。

傷心の伊東ガールズケイリンコレクションから中5日。「ここでガールズグランプリ(GGP)出場を決めるぐらいのつもりで前回は臨んだ。疲れも出たので2日間はゆっくりしました。まだチャンスがなくなったわけではないので、また頑張ります」。

GGP連続出場記録(現在7連続)を伸ばすためには今が正念場。下を向いてはいられない。「最近、小林莉子ちゃんのレースがすごく良くて、私もレースで長い距離を踏むことを意識したい。ただ、今回は動く選手が多いので難しいかな」。

人気を背負う責任感と、先を見据えた走り。この2つをどこで折り合いを付けるかが難しい。予1・1Rは、内容が伴った勝利を目指す。