ベテラン松坂英司(45=神奈川)が昨年2月の奈良G3以来となる勝利を挙げた。

打鐘から先行した地元小原唯志に乗り、まくってきた不破将登を最終3角でブロックしての差し切り勝ち。レース後「小原君のおかげ。地元だし自分が勝つ競走をしてもいいのに先行してくれた。久々の1着はうれしい」と目を潤ませた。

近年は持病のぜんそくと腰痛に悩まされ、欠場も多かった。「手術するまではいっていないけど、腰のブロック注射などできつかった。これをきっかけにもう少し頑張りたい」。準決8Rは同県和田真久留の番手から2場所連続の決勝進出を狙う。