山岸佳太(30=茨城)が冷静なレース運びを見せた。予選9Rは花田将司が外並走で内に包まれる展開。だが、前の佐藤龍二が打鐘前に一瞬空けた隙を逃さず内からすくい先行。番手の神山雄一郎にも差されずそのまま押し切った。「落ち着いて走れました。前が空けたのは分かりました。出切ってからは1周半、感覚もよかった」と納得の表情を浮かべた。前場所の10月弥彦から7月高松前の自転車に戻して感じもよくなっている。嵯峨昇喜郎、桐山敬太郎と3分戦の準決11Rも冷静な立ち回りを見せる。