12R優勝戦は激しいデッドヒートとなったが、河村了(36=愛知)が長野道臣(47=静岡)との首位争いを制して今年3度目、尼崎では初優勝を飾った。

進入は落ち着いた3対3の枠なり。河村は2コースからコンマ08のトップタイミング。イン長野を先に回して瞬時の差し。バックで追いついて2M先取りをしたが、長野がこん身の差しハンドルでホームでは追いつく。2周1Mは長野が先マイも、ややターンマークに寄り過ぎた。そこを河村が見逃さず差し返し、再び首位へ浮上。2周2Mで振り切った。デビュー25年で初Vを逃した長野は2着。3着争いも激しかったが、島村隆幸(29=徳島)が羽野直也(25=福岡)に競り勝った。