森且行(46=川口)が悲願のSG制覇。優勝戦は12Rで10周回、5100メートルで争われ、6周回で先頭に立った森がそのまま押し切って、1997年7月のデビュー以来、24年目で念願のオート界最高峰のタイトルを奪取した。表彰式では涙声で喜びを表すなど、悲願への長い道のりに感極まった。

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-今のお気持ちは

やっと(日本一になるといってオートレーサーになると言ってきたので)約束が守れて良かったです。

-この喜びは誰に

(ともに芸能活動をしていた)仲間とファンの皆さんと、一番応援してくれたおやじに伝えたいです。

-祝福は届いてましたか

はい。

-レースまでは

とりあえず、最後まで練習はしようと思って、8R発売中の時までスタート練習出て、タイミングを計るようにしました。

-スタートは

練習から手応えがあって自信を持っていきました。

-エンジンの手応えは

そんなに良くはなかった。

-(6周回で2車落車で先頭と)アクシデントもあって

いや、もうひたすら3番手をキープしようと思ってました…。

-ゴールの瞬間は

うそだと思いました。

-SG初制覇の気持ちはどう表現しますか

本当に二十数年間頑張って来て全然、SGの優勝に届かなかった。日本選手権という、一番取りたいタイトルを取れてうれしいです。

-これで年末のスーパースター王座決定戦トライアルの出場も決まりました。

そうですね、はい。一生懸命頑張りたいと思います。

-今後の目標は

次はSS王座戦を取れるように頑張りたいと思います。応援してください!