山本寛久(44=岡山)がムードを急上昇させた。

手にした12号機は7月に田頭実が優出2着したが、温水パイプが付いた10月以降は3節で準優進出がなく低迷。前検では高温と降雨の影響で、回転不足にため息をついていた。だが秋晴れとなった初日は、5Rでインからきっちり逃げて白星発進を決めると、ドリーム12Rではイン浜野谷憲吾を2コースから鋭く差した。2周1Mで波に乗って浜野谷に差し返されたとはいえ、気配は右肩上がり。勢いに乗って2日目の3R3枠、9R6枠を克服する。