丹村飛竜(36=山陽)が底を脱して復調気配を漂わせてきた。

3Rは4着だったが、本来の動きに戻りつつある。「リングを換えて、ヘッド、カムを新品にした。着こそ拾えなかったけど、兆しが見えた。進み具合が変わってくれた」とホッとした様子だ。17年の当大会でG1初制覇。この時は快足を発揮して押し切った。相性のいい当所で再び輝くためにも、準々決勝10Rで中村雅人と好勝負を演じる。