川北浩貴(49=滋賀)が、2枚看板を打ち破った。

初日はまず3Rで、高野哲史が4カドからまくって、差し場を突いた山崎郡に続いて3着。そして12Rびわこドリームでは守田俊介、吉川昭男という内枠人気両者の狭い艇間を鋭く突き抜けた。その12Rではメンバー唯一のB級だったが、7月からはA級復帰が濃厚。昨年2月に左上腕を骨折したが、2節前の4月丸亀で復帰後初優勝を飾るなど、もう影響はなさそう。2日目は5R5枠、9R4枠の中外枠2走。得意のまくり差しで19年11月以来久々となる地元優勝へ突き進む。