新鋭・鈴木輝大(26=東京)が味のあるレースで3場所連続の決勝進出を決めた。

準決5Rではカマしてきた本多哲也の番手を2角で飛ばし、すかさず番手まくりを打つ好内容。最後は堀兼寿にかわされたものの、価値ある2着でゴールした。「ヨコをやったのは多分、初めてです。突っ張れなかったので“やるしかない”と思って…うまくいきました」と端正な顔をほころばせる。

直前の前橋決勝では2周以上逃げて番手のVに貢献(自身は2着)するなど、近況は絶好調。決勝は唯一のライン3車でもあり、1月平塚以来、今年2度目のVの可能性も十分だ。