当地G1覇者の西山貴浩(34=福岡)が、本領発揮へ気合を入れ直した。メイン12Rの江戸川選抜に1枠で登場。5枠の君島秀三がフライングの荒れた展開を辛くも2着に残した。それでもピットに戻ると思案顔。「今まで使ってないペラでいった。明日(25日)はいいペラでいく。エンジンは(複勝率)40%ぐらいの感じでも、乗り手が20%だったから」と調整の方針変更を示唆した。

シリーズリーダーの責任を果たし、同時にディフェンディングチャンピオンとして臨む当地G1(10月15~20日)へ調整の方向をつかんでおきたい。何かと懸命な西山が、2日目は4、11Rで雄姿を見せる。