前節のG1びわこ大賞で、中間整備を行った36、65号機がともに準優3着だった。特に65号機は上位級のパワーを誇っていた。65号機に続けと、3基のエンジンが中間整備に入った。

◇44号機 前回9月初めに奥平拓也が使用したが、2着以上はなかった。3節空いてピストン1個、ギアケースを交換。地元の柳橋宏紀は「ぱっとしない。班でも一緒かちょっと弱い。乗っていて転びそう」と肩を落とした。

◇57号機 前節使用した西山貴浩は前検で気配の悪さに苦笑いしていた。シリンダーケースとキャリアボデーを交換。びわこ初登場の渡辺空依は「スリット付近は悪くないし、班でも付いていける。ただ、起こしに怪しさがある」と課題を挙げた。

◇64号機 前回使用の9月半ば、岩橋裕馬が大幅に部品交換したが、白星を挙げられなかった。今回はキャブレターとギアケースを交換した。内野省一は「出ることも下がることもない。ペラが回っている感じがある。中間整備で良くなっていればいい」と期待を寄せた。