金子賢志(31=群馬)に優勝戦1枠が転がり込んだ。

準優の時間帯は気温が3度まで低下した。得点率1~3位の1枠勢は調整失敗により敗退。一方、金子にとっては天候の変化がプラスに働いた。「スタートが届きすぎるくらいになりました。行き足と伸びは上位。ターン回りや出足も悪くないです」。準優10Rはコンマ03のタイミングで全速通過。豪快な2コースまくりを決めた。優勝戦は4枠深川真二の前付け濃厚だが「どこまででもインから」と覚悟は決まっている。19年9月多摩川以来の優勝へ、集中力を高めて逃げる。