2枠・前野竜一(41=山口)が気合満点のまくりを見せて、今年初優勝を飾った。

進入は西島義則の前付けなどもあってもつれたが、カド5コースを選択してコンマ12のフルショット。豪快に握って決着をつけた。「(前付けはあったけど)進入が深くならなかったし、水野(望美)さんも引いてくれたので、1Mは絶対にいくつもりでした」とおとこ気満点の攻めで、18年10月徳山以来、3年1カ月ぶりの優勝をたぐり寄せた。

若松は初優勝になるが、23号機をしっかり仕上げた。「自分が回り足重視なので、そのような足ですが、多分、伸びにも寄せられると思います」と話した。