元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏(66)が、プレミアムG1ボートレースバトルチャンピオントーナメントの優勝選手を予想した。

鳴門ボートのプレミアムG1・BBCトーナメントは7日12Rで決勝戦が行われる。メンバー、枠番は次の通り。

(1)瓜生 正義

(2)浜野谷憲吾

(3)丸野 一樹

(4)白井 英治

(5)峰  竜太

(6)遠藤 エミ

具志堅は、「峰選手と瓜生選手の動きがいいよね。彼らのレースは生でもテレビでもよく見ている。峰選手はボート界の王者。抜群の安定感が魅力」と一押し。

現役引退後、ボートレーサーを目指したことがある。故横山やすしさんの元でアマチュアボートに乗った。河口湖や熱海、小見川で走ったことがある。また、本栖湖時代の養成所に赴き、生徒や現役レーサーに1年間、講師として講演した。ボートレースとのつながりは深い。

14日から頂上決戦のSGグランプリが、大阪・住之江ボートで始まる。「まさにタイトルマッチだね。誰が優勝してもおかしくない。今のところ、ボートレースダービーを優勝した平本真之選手の勢いを感じる」。また、26日からはプレミアムG1クイーンズクライマックスが開幕し、21年の女王が決まる。「遠藤エミ選手、守屋美穂選手、大山千広選手の争いかな。その中では今年、ずっと安定していた遠藤選手が1歩リードしている」と評する。

ボートとボクシングの共通点は「一瞬たりとも気が抜けないところと、体重管理」と述べた。「スタートと1マークのターンがしびれる」とボートレースの魅力を熱く話してくれた。年末のビッグレースを今から楽しみにしている。