A級戦は地元の八谷誠賢(46=福岡)が連勝で決勝進出を決めた。準決5Rは先行態勢に入った勝谷勝治を打鐘4角からの力勝負でねじ伏せた。「最近早めの仕掛けがなかったから、戦うだけ戦ってみよう。タイミングが合ったら行こうと思っていた」。城戸崎隆史-船倉卓郎とラインで上位独占が決まったレースを満足そうに振り返った。

優勝した昨年12月当地から1着を量産している。「葉狩(伸泰)さんのアドバイスで年末から練習メニューを変えて、きついことをやってる。それが早めにしっくりきた」と好調の要因を説明する。もちろん狙うのは地元戦連続優勝。「優勝というより明日(決勝)も勝つ」と意気込みも十分だ。