35期の佐藤励(22=川口)が、4Rを逃げて今節初勝利を挙げた。

「朝の練習ではスタートで空回りしてしまった。本番では『フライングしたかも…』って思ったが、正常なスタートで良かった。師匠(阿部剛士)のアドバイスで今節はずっとセッティングをやっているが、感じは良かった。またセッティングをやっていきます」。3日目の団体予選12Rに向け、師匠の的確な助言を受けつつ、二人三脚で予選突破を目指す。

2日目終了時点で38位。今節は予選3日間の得点上位28選手が準決勝戦に進出する。予選ラストは1着で、さらにタイム点を稼がなくてはならない。クリアするハードルは高めだが、そこは川口期待のルーキー。逃げ展開にさえ持ち込めれば、自慢の快速発揮で連勝でのセミファイナル進出も十分ありそうだ。