長沢彩(34=福岡)が復帰後2場所目で上積みを目指す。

長女出産後、約2年ぶりの出走となった前場所の防府で予選2日間を4、4着でまとめて決勝進出(7着)。「(欠場が多く、出走)選手の数が少なかったからですよ」と謙遜しつつも「実戦で走れたことは良かった」と手応えを感じた様子だった。ここまでは育児、家事、そしてトレーニングといくら時間があっても、足りない日々だったというが、「復帰前は“選手を辞めることになるかも”と思った時もあったけど、復帰してみると、逆に(生活に)メリハリがついていい」と目を輝かせる。自力自在に戦う予1・7Rで、久々にファンの車券に貢献するか、注目だ。