「平常心でいけました」。好天に恵まれた中、5人がオール3連対というハイレベルの12R優勝戦が行われた。1枠野村誠(36=群馬)が逃げを決め、馬場貴也の猛追を振り切り今年初、通算4度目の優勝を飾った。2着は馬場、3着は深水慎一郎が入った。

レースは枠なりの3対3。イン野村がコンマ16のトップスタートから先マイを決め先頭へ。道中はSG2勝レーサーの馬場が、ウイリーターンを繰り出し迫ったが、「よく分かってるので好きです」という戸田では抜かせなかった。19年9月三国一般戦以来の優勝を飾った。戸田での優勝は15年12月一般戦の初優勝以来2度目となった。

前節(16~19日)、後藤正宗が逃げて優勝した61号機には「(優勝は)エンジンのおかげです」と感謝した。「前節の最終日に追配で来て連勝したんですが、その時にペラを含めある程度、今の戸田のイメージができてました。それはアドバンテージだったかなと思います」と優勝につながったポイントを挙げた。

次節は10月4日~9日の蒲郡一般戦に登場予定。