2度のKEIRINグランプリ(GP)を含むGP&G1で8冠の村上義弘(48=京都)が5日、東京・板橋区の日本競輪選手会で引退会見を行った。

会見後にはヤマコウこと山口幸二氏と、市田佳寿浩氏の盟友2人がサプライズで駆けつけた。ヤマコウは今にも泣きそうな表情で「お疲れさまでした」と言葉少な。市田氏は「アニキ!」と抱き合った。実弟の博幸からは「兄弟での師弟関係は、時に感情が入りすぎることもあった。普通の師匠と弟子、兄弟とも違う、自分たちでしか成り立たない関係があったからこそ今の自分がある」と感謝のコメントが寄せられた。