今大会は太田海也(23=岡山)の凱旋(がいせん)シリーズだ。2、3月に行われた自転車競技ネーションズカップのスプリントなどで銀をはじめ複数のメダルを獲得した。

「自分が思っていた以上の結果が出ました。1戦目(インドネシア・ジャカルタ)のスプリント銀は実力が伴っているのだろうかと不安になったけれど、2戦目(エジプト・カイロ)のスプリントも内容があるレース(銅メダル)だったので納得できました」と獲得したメダルを披露した。

今回は昨年末に平塚で行われたグランプリシリーズF1戦以来の競輪出場で、今年初戦となる。抱負を問われると「競技では24年のパリ五輪出場が目標ですが、競輪で僕の走りを見てもらえたら競技への注目度が上がると思う。そのためにも今回は決勝進出が目標です」と決意表明。まずは1予6Rで世界レベルのダッシュ力を見せつける。