人気女子レーサー倉持莉々(29=東京)の、夢へのチャレンジは惜しくも届かず-。ボートレース界の23年SG第2弾、オールスターは28日、最終日が開催された。12Rで1着賞金4000万円をかけて優勝戦が行われ、倉持は3着に終わった。

優勝戦の出場メンバー、枠番は次の通り。

◆最終日12R・優勝戦◆

枠  選手名 齢支部

(1)石野 貴之40大阪

(2)浜野谷憲吾49東京

(3)倉持 莉々29東京

(4)深谷 知博35静岡

(5)山田 康二35佐賀

(6)瓜生 正義47福岡

負けはしたが、SG覇者4人を含む超強豪を相手に、堂々の戦いぶりだった。今節は2度目のSG出場で史上5人目の女子SG(スペシャルグレード)優出という素晴らしい成果を残した。ファイナルを優勝すれば、昨年3月の大村SGクラシックを制した遠藤エミに続いて、史上2人目の女子レーサーのSGウイナー誕生だったが、さすがに壁は分厚かった。この貴重な経験を糧に、さらなる進化を遂げる。

倉持の次走は、7月4日からの尼崎G2全国ボートレース甲子園。茨城県代表として出場する予定だ。