望月湧世(20=静岡)が九州に初登場する。
本格デビュー初戦の7月大宮で在所1位で卒記チャンプの荒川達郎を破って優勝すると、続く名古屋で完全V。しかし、その後は全て決勝に勝ち上がるも、あと1歩のところで優勝を逃している。「特昇する人とばかり当たっているので仕方ない」。8月伊東(決勝3着)では松崎広太に、前回松戸(決勝2着)では浮島知稀に目の前で特昇を決められ、8月宇都宮(決勝2着)で敗れた篠田幸希は次の場所で特昇した。最近はとにかく相手が悪すぎる。
直前に黄檗山での新人研修に参加した。「自転車に乗れてないし、ばたばたしたので走って感触を確かめたい」と話すが、今回は飛び抜けた同期がいないだけにチャンスはある。「そろそろ優勝したいですね」。出番となるチャレンジ予選4Rを勝って、優勝争いをリードしたい。