12R優勝戦は、走路温度も下がり絶好のコンディションで行われた。地元の若手ホープ黒川京介(25=川口)が、定評あるスピードを生かして完勝。通算12度目の優勝を飾った。
4節連続の優出で注目された森且行(49=川口)は、試走タイム3秒33と劣勢。レースでも出遅れて、8番手スタートから見せ場を作れず結果7着敗退。待望の復帰後初Vはお預けとなった。「リングとタイヤを交換した。試走からタイヤが跳ねて滑った。厳しいね。スタートも遅れてしまった。準決勝のまま行った方がよかった」と反省していた。最後に「応援してくれたファンの方に、すみませんでしたと伝えてください」と言い残してロッカーを引き揚げていった。
次走は9月30日~10月4日までの5日間、川口オートレース場で行われる普通開催に出場予定。気持ちをリセットして、新たな戦いに立ち向かう。夢をかなえる男「モリカツ」の挑戦は、まだまだ続く。