佐々木龍(33=神奈川)が、南関を代表するマーク屋へと突き進んでいる。

S級上位がひしめく南関の中でもランクを上げてきた。4日に発表された日本選手権(ダービー、4月30~5月5日・いわき平)のメンバーに自身と、弟真也の名を見つけて「弟と一緒のダービーは初めて。うれしい」とテンションを上げた。

まさに充実一途だ。前節の松山決勝は、自身を特選1着に導いた島川将貴の番手で競り合った末に7着。そして迎えた今節は、初日特選で競走得点トップの岩本俊介を巧追して2着になり、準決はまくり上げた道場晃規からスピードをもらって3着。しぶとさはもちろん、随所で南関の機動型を盛り立てようとするさばきも見せた。

追い込みとして考えがブレない。「S級で、自力で強い人と何度も戦って、自分は追い込みの方が1着を取れる。覚悟を決めた。いつでも納得いく勝負がしたい」。一戦ごとに志が高まり、迎える決勝12Rは岩本マーク。まずは番手の本懐とばかり首尾よくガードして、ゴール前で肉薄したい。