日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


  1. 競馬
  2. ニュース

競馬のRSS

ストロング レコードで初G1/安田記念

ストロングリターンの福永騎手は勝利の瞬間に歓喜のガッツポーズ(撮影・小沢裕)
ストロングリターンの福永騎手は勝利の瞬間に歓喜のガッツポーズ(撮影・小沢裕)

<安田記念>◇3日=東京◇G1◇芝1600メートル◇3歳上◇出走18頭

 福永祐一騎手(35)騎乗の2番人気ストロングリターン(牡6、堀)が、直線の激しいたたき合いの末、グランプリボスを首差しのいでG1初制覇を果たした。1番人気サダムパテックが単勝6・6倍というまれにみる大混戦で頂点を極めた。勝ちタイムは東京芝1600メートルのレコードとなる1分31秒3。3着には15番人気のコスモセンサーが入る波乱となった。

 予想どおりシルポートが逃げる展開となり、2番手にリアルインパクト、その後ろにエイシンアポロン、コスモセンサーが続き、サダムパテックは9番手、その後ろの13番手にストロングリターンが着けた。1000メートル56秒3という速い流れのまま直線へ。前へ行った馬が伸び切れない中、サダムパテックの後ろから満を持して外に持ちだしたストロングリターンが一気に抜け出しを図る。と、今度はパテックの内側から同じ黒い帽子のグランプリボスが伸びてくる。直線残り300メートル付近から黒帽2頭のたたき合いとなるが、わずかな差を保ったままストロングリターンが先にゴールに飛び込んだ。

 先週のダービーで1番人気に推されたワールドエースに勝利をプレゼントできなかった福永が、その鬱憤(うっぷん)を晴らすようなG1制覇。観衆の「フクナガ」コールに迎えられ、会心の笑顔でガッツポーズをつくると、ゴーグルをスタンドに投げ込んで喜びを爆発させた。「この春は有力馬に乗せてもらいながら、結果を出せなかった。責任を果たせてホッとした」。「ストロングリターンは(京王杯SCに続いて)2度目の騎乗になるし、今日は拮抗(きっこう)したメンバーなので完璧なレースをしたかった。スタートも良く、うまく流れに乗れた。サダムの後ろに着けて、直線は早めに先頭に立つと気を抜くので、外に出すのを遅らせた。能力が高く、粗削りな面はあるけど、状態が良ければこれぐらいのパフォーマンスは見せられる」と話した。

 土曜は阪神で鳴尾記念、日曜は東京で安田記念のあとのユニコーンSも勝利。2日間で重賞3勝の大活躍だ。それでも「このままではいけない。有力馬に乗ったら、勝ち切るだけの技術がほしい」と、安田記念を終えた後は秋まで米国で武者修行することも明らかにした。さらなる高みを目指し、努力を怠らない。

 ストロングリターンを管理する堀厩舎の鈴木一成調教助手は「去年2着と悔しい思いをしたので、勝てたのはうれしい。無事にいけば勝てる力はあると思っていた」と話した。今後についてはしばらく状態を見た上でオーナーと協議して決めるという。

 馬連(3)(4)は8510円、馬単(4)(3)は1万3920円、3連複(3)(4)(8)は9万2530円、3連単(4)(3)(8)は46万8600円。(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)

 [2012年6月3日18時40分]




  • 有料競馬◆2月22日、1~3着馬のコンピ指数[22日16:54]



日刊スポーツ購読申し込み 日刊スポーツ映画大賞