古馬に期待!ルーラー“勝つ順番”/天皇賞
<藤代信也の天皇賞予想・後編>
天皇賞・秋の壁は3歳馬だけでなく、古馬にとっても高く分厚い。現行距離となった84年以降の優勝馬の戦歴を見れば、よく分かる。
延べ28頭のうち半数以上の15頭が過去にG1を制し、10頭がG2勝ち(うち9頭が2勝以上)、2頭がG3・2勝を収めていた。残る1頭は、重賞未勝利のまま大波乱を呼んだ85年ギャロップダイナ。究極の例外であり、参考にする必要はなさそうだ。
順調度に関する要求も厳しい。前走成績は、28頭のうち「連対」が21頭。「5着以内」に広げると26頭に達する。掲示板を外していた2頭は、93年ヤマニンゼファー(毎日王冠6着)99年スペシャルウィーク(京都大賞典7着)。前者は2走前に安田記念、後者は3走前に天皇賞・春で優勝しているから、G1で勝ち負けしているだけの近況がなければ、大幅な巻き返しは困難といえる。
休み明けで勝利した5頭は、全て宝塚記念組。それよりも間隔があいたケースはない。こうして今年の古馬をふるいにかけていくと、1頭だけ残った。ハイレベルと評されながら一長一短の3歳馬まで、まとめて負かすならルーラーシップしかいない。
香港G1クイーンエリザベス2世C勝ちをはじめ、芝2000メートルでは【4 1 0 0】と相性抜群。府中では今回と同コースのプリンシパルS勝ち、そしてダービー5着があり、宝塚記念2着からの臨戦過程も申し分ない。さらに、鞍上は2度目のコンビとなる名手メンディザバル。初騎乗だった昨年の有馬記念では、半年ぶりの実戦というハンディを背負った相棒を、0秒2差の4着まで詰め寄らせている。
ルーラーはデビューから1戦ずつ、勝利と敗戦を繰り返してきた。昨年の有馬記念が初の連敗となったが、その後リズムを取り戻し、大崩れすることなく走り続けている。そして、前走が2着。今回は、勝つ順番だ。
単勝(6)。
馬単(6)-(13)(1)(14)(4)(16)(9)。
[2012年10月28日8時58分]
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