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消耗戦制すパスポートのスタミナ/天皇賞

06年10月22日、菊花賞で首差敗れたドリームパスポート(左)
06年10月22日、菊花賞で首差敗れたドリームパスポート(左)

<岡山俊明の本日快晴:天皇賞>

 ドリームパスポートのスタミナは菊花賞馬や4冠馬をしのぐ! 天皇賞(春)で「本日快晴」の岡山俊明は、無冠のフジキセキ産駒に長距離適性を見いだした。過去の3000メートル級のレース内容から、その持久力はかなりのハイレベルに達していると判断。過酷な消耗戦となりそうなメンバー構成だけに、持ち味を出し切れば悲願のG1制覇に届く可能性は十分だ。 

 3200メートルの長丁場をマイラーが勝つなどあり得ない。したがってマイル血統のフジキセキ産駒に◎を打つなど無謀極まりないわけだが、異端児ドリームパスポートだけは例外とみる。ステイヤーの資質はステイゴールド(98年天皇賞・春2着)と同系の母から受け継いだ。近親サッカーボーイ産駒も長距離適性に優れている。「消耗戦になれば有利」。松岡騎手も、過酷な長距離戦でこそ持ち味を出せると確信している。

 これまで2度走った3000メートルには身震いさせられた。まずは菊花賞。アドマイヤメインが超ハイペースで逃げ、究極のスタミナが問われた。3分2秒7の史上最速決着。真のステイヤーでなければ上位に来られない流れで、1着ソングオブウインドと同タイム(首差)の2着に踏ん張ったのだ。春の天皇賞は菊花賞馬が強いレースとして知られるが、この時の2着は勝利と同等の価値がある。

 さらに驚かされたのは昨年の阪神大賞典。スローペースが災いしてまるまる1周折り合いを欠きながら、1度は完全に抜け出した(結果は頭差2着)。道中は相当スタミナをロスしたはずで、並の馬なら掲示板にすら載れなかっただろう。

 「2000メートルでも3000メートルでも同じようにいい脚を使える」という松岡評にはうなずける。切れないがバテない。2000メートルでは切れ負けてなかなか勝てないが、3000メートル級なら長くいい脚を使う強みを生かせる。AJCC5着、京都記念4着、大阪杯4着と最近は歯がゆい成績に終わっているが、2000~2200メートルの中距離戦。悲観する必要はない。栗東から美浦へ移籍して環境が変わった影響もあったと思う。カイバも調教法も違う。馬も人間も、慣れるまで時間が必要だった。

 強気で鳴らす松岡も、慎重な姿勢に終始していた。「勝てるイメージがない」と漏らしたこともあった。ところが今週の追い切り後に、初めて前向きな発言が聞かれた。「だいぶ手の内に入ってきた。今回は勝てそうな気がする。僕が乗るようになってから、一番いい」。何でも、12番人気コイウタでG1初制覇したヴィクトリアマイルの前と同じような気持ちらしい。そういえば、コイウタの父もフジキセキだった。

 ホクトスルタンの横山典騎手がペースをつくるなら、緩急織り交ぜて幻惑してくる。スローで上がりの競馬といった単調なレースにはならない。まず間違いなく、松岡が望む消耗戦になる。ジョッキーの自信は何よりも心強い。

 [2008年5月4日8時15分 紙面から]


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