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フェイト来る!道悪だってOK/ダービー

フェイトフルウォー(撮影・柴田隆二)
フェイトフルウォー(撮影・柴田隆二)

<山本幸史のヤマを張れ:ダービー>

 ダービーで穴をあけるのは関東馬だ。山本幸史「ヤマを張れ」はフェイトフルウォーの大駆けを狙う。皐月賞12着で人気急落だが、外枠のロスが響いた。休み明けを使った上積みと、距離延長で前進は可能。道悪で有力馬の切れ味がそがれれば、突き抜けるだけの出来にある。

 牡牝の差こそあれ、この時期の3歳馬は上昇度。先週のオークスで痛感したことだ。11年のダービーは状態急上昇のフェイトフルウォーに本命を託す。

 皐月賞は12着だが、今年は外枠不利の府中2000メートル戦で行われた。外めの7枠14番は大きなロス。レース直後の田中勝騎手も「馬はものすごく良くなっていたけど、この枠じゃ2角まで脚を使ってしまう」と悔しそうだった。敗因は枠順に尽きる。

 京成杯からの直行だったが、馬は確実に成長していた。そして、今週の追い切り後、ジョッキーは「皐月賞の時より力強さが出てきた」と、さらなる上昇度を口にした。ポリトラックとはいえ、馬なりでラストは12秒3と抜群の伸び。新馬戦から手綱を取り、この馬を誰よりも知っている鞍上が状態に太鼓判を押した以上、皐月賞の本命を変える理由はない。

 雨予報も追い風だ。馬場悪化を苦にしないステイゴールド産駒に加え、実際に重発表だった新馬戦をメンバー最速上がりで制しているからだ。他馬が苦にしてもこの馬にマイナスになることはない。

 「この馬も重賞勝っているんだけどなあ」と低人気に反発する。戦歴からもこの世代トップと戦ってきた自負があるからだろう。東スポ杯2歳Sはサダムパテックの0秒6差3着だが、この時は他馬にこすられて折り合いを欠いた。皐月賞を前に「この0秒6差は詰められる」と断言していた。ホープフルSも道中は遊びながら走って最後に追い込んでの3着。京成杯はデボネア相手に辛勝だったが、初の先行策で抜け出した時にソラを使ってしまったから。気性が幼く本気で走ったケースの方がわずか。だからこそ伸びしろは大きい。

 皐月賞では外枠で前に壁がなくても折り合いはついた。気分よく走ってしまい、最後の伸びにつながらなかった。敗戦の中にも収穫はある。今回は真ん中の4枠8番。ある程度先行しても前に馬を置いて競馬することが可能だ。

 伊藤伸師は「ダービーのことを考えて」と、すべてこのレースに照準を合わせてきた。京成杯を勝ち、皐月賞をたたいてのダービーは、昨年の優勝馬エイシンフラッシュのローテと全く同じ。過去10年の連対馬に共通しているのは重賞の勝ち馬だったこと。この馬にも資格はある。一戦ごとに成長してきた人馬の絆に勝利の女神がほほえむ。

 3連単2頭軸マルチで(8)-(10)-(2)(5)(6)(7)(9)(11)と、(8)-(9)-(2)(5)(6)(7)(11)。

 [2011年5月28日8時48分 紙面から]

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ダービー

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