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フェイト課題解消しびれる破壊力/菊花賞

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フェイトフルウォーに3冠阻止の望みを託す
フェイトフルウォーに3冠阻止の望みを託す

<山本幸史のヤマを張れ:菊花賞>

 木南と同様、山本幸史も2冠馬オルフェーヴルに反旗を掲げた。菊花賞の狙いは3枠5番フェイトフルウォー。皐月賞、ダービーに続いての◎だ。春クラシック2戦は万全の態勢が整わず2桁着順に終わったが、秋初戦のセントライト記念で見せた強さは本物。ステイゴールド産駒と抜群の相性を誇る柴田善騎手で大仕事の予感だ!

 フェイトフルウォーに3冠阻止の望みを託す。前走のセントライト記念の強さにしびれた。直線で抜け出した時、ダービー上位陣を置き去りにしたあの末脚。初の長距離輸送という不安はある。相手が強いのも百も承知。それでもはまった時の破壊力にかけたい。

 春は運がなかった。京成杯から皐月賞への直行は、中山での皐月賞を想定したこととゲートへの不安があったから。ところが、震災で舞台は東京となり、放牧明けで体が減るという誤算もあった。最終的に外枠も響き、終始外を回されての12着。ダービーも結果的には自己最少体重となる500キロを切り、勝負どころでは反応しなかった。ところが、道悪自体はこなせていたという。春の2戦は気持ちと体が整わなかったのが敗因。前走でダービー上位馬を負かしたのは決してフロックではない。

 父ステイゴールド、母の父メジロマックイーンはオルフェーヴルと同じ血統配合。もし、血統を理由に3冠達成がなされるというなら、こちらの方がよりスタミナのある血が流れている。母フェートデュヴァンは札幌芝2600メートル戦を制した生粋のステイヤーだ。

 何より、柴田善騎手とステイゴールド産駒の相性は抜群だ。先週までに55頭に騎乗して【7 5 3 40】。このうち◎以外に宝塚記念のナカヤマフェスタ、共同通信杯のナカヤマナイトで重賞3勝を挙げている。同産駒の重賞勝ち馬13頭のうち、3頭を導いた。確率の高さ、相性の良さに驚く。

 気難しい産駒ほど乗りこなしてくれる。前走で初コンビを組んだ鞍上は追い切り後に「こんなにおとなしいステイゴールド産駒が走るの?」と驚いていた。走る産駒=やんちゃというイメージがあったのだろう。だからある意味「期待通り」だったと思う。セントライト記念の4角で外に逃げようとした。これこそステイゴールドらしさ。そんなハプニングがありながら、直線は他馬が止まって見えるほどの豪脚を使っていたのだ。

 まだ実戦でまじめに走ったレースはないと思っている。今春の京成杯でもゴール前はソラを使っていた。それだけまだ可能性がある。前に壁が作れれば折り合える。内の5番枠も願ってもない枠だ。皇帝シンボリルドルフ以来、セントライト記念勝ち馬は菊花賞で勝てていない。だが、皇帝が世を去った年にそのジンクスが覆される、そんなドラマがあってもいい。

 馬連(5)-(13)(14)(18)(1)(2)(8)(12)。

 3連単2頭軸マルチ(5)-(13)-(1)(2)(8)(12)(14)(18)。

 [2011年10月22日13時16分 紙面から]




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