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キングリー和田父 打倒竜二/JCダート

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調教を終え洗い場で笑顔を見せる和田守厩務員とヤマニンキングリー(撮影・奥田泰也)
調教を終え洗い場で笑顔を見せる和田守厩務員とヤマニンキングリー(撮影・奥田泰也)

 今週のメーンはジャパンCダート(G1、ダート1800メートル、12月4日=阪神)。

 競馬はブラッドスポーツと呼ばれ、世界で走っているサラブレッドは18世紀まで先祖をたどることができる。JCダートに参戦するヤマニンキングリー(牡、河内)は、今秋6歳にして初めてダートのシリウスSに出走し、いきなり圧勝した。「父親がアグネスデジタルやからな」と河内師は言う。その父は現役時代G1を6勝したが、内訳は芝が4勝でダートが2勝。やはり血のなせる業なのだろう。

 キングリーを担当する和田守厩務員は63歳の大ベテランで、かつてトーヨーシアトルで統一G1の東京大賞典を制した。「でも、まだJRAのG1は勝ったことがない。勝てたらいいのになあ」とこのJCダートに強い思いを抱く。その前に立ちはだかるライバルは多いが、愛息もその1人。ワンダーアキュートで参戦する和田竜二騎手(34)は同厩務員の次男なのだ。

 2走前の朝日CCで4着に惜敗した時の勝者も、ミッキードリームに騎乗した和田騎手だった。「悔しかったけど、竜二が勝ったのは良かった。複雑な気分」と和田厩務員は振り返る。今回は最高峰のレースでの対戦となるが、父子とも「G1で一緒に走った記憶はない」と話しており、G1での初対決に胸を躍らせる。

 父は「キングリーが1着で、竜二が2着が理想」とニヤリ。息子は「一緒に走る時もおやじの馬が走ればいいのにと思っている。なんせ家計がかかっているからな(笑い)」とエールを送る。キングリーはもう1つの血のドラマを背負って走る。【岡本光男】

 [2011年11月30日7時57分 紙面から]




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