日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


  1. 競馬
  2. ニュース

競馬のRSS

2強並び立たず!テスタ復活/JCダート

日記を書く

帰ってきた「穴の鈴木」本命のテスタマッタ
帰ってきた「穴の鈴木」本命のテスタマッタ

<帰ってきた鈴木良一のどすこい!!:ジャパンCダート>

 ジャパンCダートは2強では決まらない。穴の鈴木良一は◎テスタマッタに一角崩しを託す。「強力先行型」のトランセンド、エスポワールシチーが勝ちを争えば、最後の最後に差し馬が浮上する。速い流れ、ロスない3枠5番、手の合う四位騎手と、波乱演出の条件は整った。

 ◎はテスタマッタ。正直なところ、週初めまでは穴党の出番はないレースだと考えていた。昨年の覇者トランセンドと一昨年の覇者エスポワールシチーの一騎打ち。2頭での決着確率は限りなく100%に近く、3着探しのレースと思っていた。だが、木曜発表の枠順を見て、気が変わった。「両雄並び立たず」の格言は今回も生きている。

 3枠6番の好枠を引いたエスポに対し、トランは大外8枠16番。トランがこれほどまでに極端な枠でなければ、レースは平穏に終わったとみる。逃げるトランに、番手のエスポ。緩みのない流れのレースとなったとしても、序盤の隊列が素直に決まることで、両馬とも最後まで余力が残る。どこまで行っても2強のマッチレースだ。

 だが、実際はそうも行きそうにない。枠順確定後、トランの安田師が「逃げるのは厳しいでしょう」とトーンダウンした。大外から先手を主張するにはただでさえ脚を使うし、ましてや内枠には同等の性能を持つエスポがいる。どちらが先手を奪うにせよ隊列は簡単に決まらず、本来なら必要のなかった位置取りの駆け引きが生じることになる。

 抜けた実力を持つ2頭の頂上決戦だからこそ、わずかなスタミナのロスでも、最後の踏ん張りに影を落とす。だからこそ伏兵による一角崩しの可能性も生まれる。一発があるとすれば、2強の脚が鈍ったゴール前で襲いかかる差し馬。それでも、大外を振り回すような乱暴な競馬をしていてはだめ。道中はロスなく脚をためて、直線勝負にかける。そんな競馬ができる馬しかいない。だからこそ◎テスタマッタが浮上する。

 同じ阪神1800メートルのマーチSは2着に2馬身半差の完勝。折り合いを欠くシーンもありながら、最速35秒6の脚で突き抜けた。はまったときの爆発力なら出走16頭でも屈指の存在が、今回は3枠5番の絶好枠を引き当てた。課題の折り合い面も周囲に壁をつくれるこの枠なら心配ないし、何よりも2強がつくるハイペースで持ち味の末脚を存分に引き出すことができる。

 3歳時にはジャパンダートダービーを制し、4歳春にはフェブラリーSで2着になった。秘めた能力では2強に次ぐ存在が、絶好の条件で大舞台を迎える。2強を負かすとまでは言わないが、割って入る可能性は十分にある。

 馬連(5)から(6)(16)(1)(2)(9)(14)。

 3連単2頭軸マルチ(5)-(6)-(1)(2)(9)(14)(16)と、(5)-(16)-(1)(2)(6)(9)(14)。

 [2011年12月3日8時58分 紙面から]




  • 有料競馬◆2月22日、1~3着馬のコンピ指数[22日16:54]



日刊スポーツ購読申し込み 日刊スポーツ映画大賞