日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


  1. 競馬
  2. ニュース

競馬のRSS

パテック復活Vへ手応えあり/東京新聞杯

日記を書く

坂路で岩田騎手を背に、キングストリート(上)と併せ馬で追い切られるサダムパテック
坂路で岩田騎手を背に、キングストリート(上)と併せ馬で追い切られるサダムパテック

<東京新聞杯:追い切り>

 第62回東京新聞杯(G3、芝1600メートル、5日)に出走するサダムパテック(牡4、西園)が1日、復活勝利へ好追い切りを披露した。主戦・岩田康誠騎手(37)を背に坂路を真っすぐ駆け上がり、併走馬に半馬身先着。クラシック候補と言われた昨年は無冠に終わったが、12年はマイルを主戦場に定め、今回は東スポ杯勝ちと皐月賞2着がある左回りの東京で、復活の勝利を狙う。

 今度こその復活劇に確かな手応えがあった。サダムパテックの追い切りを終えた岩田騎手は「真っすぐ、集中して走っていた。変わり身があると思う」と好感触を口にした。“ムード”はある。昨年3月の弥生賞以来、約11カ月ぶりの美酒がしっかりと見えてきた。

 最終追いは坂路。同じ東京新聞杯に出走するキングストリートと併せた。僚馬を2馬身ほど前に見て徐々に差を詰めると、最後は馬体を並べてたたき合い。4ハロン53秒6-12秒6で半馬身の先着を果たした。見守った西園師が「岩田から併せ馬でやりたいと言ってきた。いい時計だったし力強くなってきたね」と笑顔を見せる好調教だった。

 3000メートルの菊花賞でも5着に入ったパテックだが、今年初戦の前走は芝1600メートルの京都金杯が選択された。師は「行きたがる面があるのでマイルが一番いいかな」と話し、今春の大目標を「安田記念」と明言する。となれば、同じ舞台の今回がものさしになるのは当然で「何とか結果を出してほしい」と願う。

 鞍上の思いも同じだ。「今回は条件的にいいと思う」と、期待をふくらませるのはマイルの距離はもちろん、左回りの東京もある。5着に敗れた前走後、同騎手は「調教でも少しもたれる面があるので、左回りの方がいいかも」とベスト条件をイメージしていた。だからこその東京新聞杯参戦。そして、併せ馬の調教から得た「真っすぐ」の感触。「ここで復活してほしい。安田記念が見えるくらいの走りをさせたい」。岩田パテックの真の力が今度こそ見られるか。【伊嶋健一郎】

 [2012年2月2日8時31分 紙面から]




  • 有料競馬◆2月22日、1~3着馬のコンピ指数[22日16:54]



日刊スポーツ購読申し込み 日刊スポーツ映画大賞