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ブリランテ折り合い修正で1冠/皐月賞

鈴木が◎のディープブリランテ
鈴木が◎のディープブリランテ

<鈴木良一のG1フルスイング:皐月賞>

 クラシック3冠初戦の皐月賞(G1、芝2000メートル=中山競馬場、15日午後3時40分発走)も穴の鈴木が決める。桜花賞の馬単3150円を▲◎で的中させた「フルスイング」鈴木良一は、3枠6番の好枠を引いたディープブリランテに確信の◎を打った。唯一のウイークポイントである折り合い難が中間の調教で矯正され、今度こそ能力全開で1冠をゲットする。

 絶対能力を考えれば、おいしい3番人気だ。◎ディープブリランテは前々日発売で3番人気。金曜発売は全体の売り上げでは数%。土曜になるとガラリと人気が変わることもしばしばだが、今回は違う。トライアルでディープブリランテを破ったグランデッツァ、圧倒的な勝ちっぷりと池江ブランドの相乗効果が見込めるワールドエース。どこまで行っても1番人気を争うのはこの2頭。今回は「第3の男」でしかない。

 純粋な能力だけで判断すれば、個人的には今年の皐月賞は3強対決だと思っている。ディープブリランテの評価が離れ気味の3番手に止まっているのは「折り合い」という弱点を抱えているから。共同通信杯は押し出されるようにハナを切り、踏ん張りを欠いた。早め先頭からの押し切りを狙ったスプリングSも、前半で行きたがるそぶりを見せた。ここ2戦はラストスパートの前にスタミナを浪費。言ってみればライバルとの戦いの前に自分との戦いに負けた形だ。

 逆襲へのテーマは「折り合い」ただ1点。矢作師は「リラックスして走れれば潜在能力は高い」と繰り返し、馬の矯正に取り組むスタッフに「命を懸けて」という言葉を使って叱咤(しった)激励をしたという。成果は11日の最終追い切りに表れた。「直線を向いてからも、GOサインを待っていた」。道中はしっかりと抑えが利き、はじけるように3馬身先着。本番へ完璧なリハーサルだった。

 この中間から、ハミの上下で口を締めることで馬の口が開きすぎないようにする「クロス鼻革」を着用した。最終追い切りで見せたスムーズな走りはその効果もあるのだろうが、師は「馬具うんぬんより人間の気持ち」と強調する。調教パートナーを務める安藤助手は、岩田騎手の騎乗スタイルで抑えが利くにはどうしたらいいかと考え、手綱の長さをジョッキーのそれに合わせて調教をするという試みもした。

 あとは実戦で成果を発揮するだけ。陣営の努力を展開と枠順が後押しする。先手を奪ってこそ持ち味の出るメイショウカドマツとゼロスが逃げ宣言。どちらがハナを切ってもスローはないし、もしやり合えば好都合。トレーナーが「最高」と笑う3枠6番の枠順なら周囲に壁をつくって脚をためることもできるし、ここ2戦よりも確実に流れに乗れる。前半をロスなく回ってくれば、必ずや爆発的な末脚を繰り出せる。自信の◎ではない。確信の◎だ。

 3連単(6)-(2)(3)(5)(7)(9)(14)(18)-(2)(3)(5)(7)(9)(14)(18)と、(2)(7)(14)(18)-(6)-(2)(3)(5)(7)(9)(14)(18)。

 [2012年4月14日9時4分 紙面から]




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