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ホマレボシ全開!レコードの脚/ダービー

木南が◎を打ったトーセンホマレボシ
木南が◎を打ったトーセンホマレボシ

<G1的中伝・キナミの帝王:ダービー>

 ダービーは、5・27に照準を合わせるように勢いづいた良血馬が怖い。「キナミの帝王」木南友輔は、2連勝中の7枠14番トーセンホマレボシに◎を打った。2番手から抜け出し日本レコードを記録した京都新聞杯は圧巻。差し馬が人気だけに先行力は強力な武器で、乗れているウィリアムズ騎手の手綱も魅力だ。

 先週、東京競馬場の芝コースは高速馬場に変貌を遂げた。準オープンの芝1400メートル戦、フリーウェイSで1分19秒6のレコードが出た。従来の記録は一昨年の京王杯SC(G2)1分19秒8。オークスではレースレコードが1秒7も更新された。今週からCコースを使用するが、時計が出やすい馬場であることに変わりはない。スタミナのある馬が先行すれば、簡単には止まらない。決して発馬の上手なタイプではない皐月賞1、2着馬▲ゴールドシップと△ワールドエース。後方から届かないシーンは容易に想像がつくはずだ。

 「ハンパじゃなく強い」。3月24日、中京競馬場に自分はいた。10Rの大寒桜賞で見た◎トーセンホマレボシの豪快なフットワーク。大跳びで並んでも抜かせない走りは半兄トーセンジョーダンと完璧に重なった。相手関係、走破時計、上がりタイムは実に平凡。それでも兄ジョーダンと同じ“超大物”のオーラが確かに見えた。前走の京都新聞杯はテン乗りのウィリアムズ騎手が前々から強気に押し切る形で賞金を加算した。日本レコードはおまけだが、結果と内容は必然だと思える。2着に下した馬はきさらぎ賞、皐月賞で好走しているベールドインパクトだ。迷いはない。◎トーセンホマレボシで勝負する。

 今年の池江厩舎3歳世代で注目されてきたのは、△ワールドエースとマウントシャスタ(白百合S出走)の2頭だった。兄ジョーダンがクラシックの時期をけがで棒に振り、古馬になって本格化した実績がある。おそらくホマレボシはゆっくり育てる方針だったはず。昨年末のデビュー戦前、池江師の評価は「初戦向きではない」というもので言葉通りの2着。大寒桜賞の週初めも「ダービーどうこうはまだ言えないよ」と控えめだったし、前走の追い切り後も全く強気ではなかった。おそらく陣営の予測を超える成長曲線をホマレボシは描いている。

 高速決着への適性。その一方で危惧される前走の反動だが、兄ジョーダンが昨秋見せた天皇賞レコードV→ジャパンC2着の実績を考えれば、不安は杞憂(きゆう)だ。今週の追い切りは僚馬ワールドエースを上回る手応え。良血馬が完全に目覚めた。逃げ馬ゼロスが飛ばす流れを好位追走。なし崩しに脚を使った後続各馬の追撃を大きな跳びで抑え込む。ウィリアムズ騎手も今回が3年連続の日本ダービー挑戦で機は熟している。日曜日、大観衆の前で◎トーセンホマレボシが世代7572頭の頂点に立つ。

 馬連(14)から(11)(6)(10)(7)(8)(17)。

 3連単(14)-(6)(7)(8)(10)(11)(17)-(6)(7)(8)(10)(11)(17)。

 [2012年5月26日8時39分 紙面から]




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