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ガルボ今年絶好調 初G1目前/安田記念

ガルボの状態に太鼓判を押す石橋脩騎手
ガルボの状態に太鼓判を押す石橋脩騎手

<G1的中伝・キナミの帝王:安田記念>

 「キナミの帝王」木南友輔は、デビュー以来追いかけ続け、今年に入って重賞2勝と本格化を果たしたガルボで勝負する。内枠を引き、展開も味方。好位から抜け出して念願のG1初制覇を果たす。

 絶対的な本命馬不在のマイル王決定戦になった。昨年と同じく△シルポートが単騎で逃げる展開。平均以上のペースにはなるまい。直後で連覇を狙う○リアルインパクトと岩田騎手がにらみを利かせる形になれば、馬群は一団。中団より前で進み、かつ距離ロスのないインコースを走る馬に展開は向くはず。自分の目を信じ、追いかけてきた◎ガルボで勝負したい。状態絶好。G1ジョッキーとなった石橋脩騎手に導かれ、待望のG1初制覇を果たす。

 今年に入って重賞2勝。3歳春のシンザン記念以降、勝ちきれなかった◎ガルボがうそのような勝負強さを身につけた。目を見張ったのは2走前、5着に敗れた阪急杯だった。短距離の逃げ馬がそろい、激しい先行争いが予想されたレース。戦前に石橋脩騎手が懸念していたとおり、失速した複数の先行馬が壁になったのだが…、そこから馬群を割って伸びてきた。外を伸びる追い込み馬と遜色ない脚色。「こんなに切れる脚も使えたのか」と驚いた。

 好位から粘り込む戦法を武器に戦ってきた馬。馬券に絡むことはできなかったが、4角で位置を下げた時点で馬群に沈むパターンをはね返した。「それだけ絶対能力が高くなったということじゃないかな」と清水英師。昨秋から一気に完成期へ近づいているのは間違いない。

 先週、美浦ポリトラックコースで見せた動きにはしびれた。絶好調時のマンハッタンカフェ産駒特有と言っていい“猛獣”のような走りだった。しまいを伸ばした今週の稽古も抜群。暑さに弱い体質を考慮され、前走後にリフレッシュ放牧を挟んだ。万全の状態で大舞台に挑める。

 木曜朝、「うん、チャンスはありますよ」と石橋脩騎手は力強く言った。他厩舎の調教へ積極的にまたがり、午後は所属する柴田政人厩舎で厩舎作業。G1ジョッキーとなっても謙虚さは変わらない。「ライバルは?」の問いは笑顔でかわされてしまったが、昨年2着の悔しさを味わった男が口にする言葉には説得力がある。「意外と切れる脚もある。枠順や馬場状態も大事になるけど、東京新聞杯は前に行ってあれだけの脚を使ってくれましたからね」。

 2年前、賞金面で出走が可能だったのに体調面、適性を考慮した陣営は厩舎初のダービー参戦を回避した。あの英断が今週、府中で大輪の花を咲かせる。

 馬連(2)から(15)(10)(4)(3)(5)(13)。

 3連単2頭軸マルチ(2)-(15)-(3)(4)(5)(10)(13)。

 [2012年6月2日8時54分 紙面から]




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