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フェデラリスト素質と勢い買う/宝塚記念

<水島晴之・軍師の策:宝塚記念>

 フェデラリストの上昇度を買う。オルフェーヴルが3冠を達成した昨年10月に1000万を卒業。そこから4連勝でG3、G2を連勝し、G1の大舞台へ駆け上がってきた。実績では大きく見劣るが、それを補って余りある素質、勢いをフェデラリストには感じる。

 前走大阪杯が一流の仲間入りをした証しだ。大外一気に飛んできたショウナンマイティの強襲には屈したが、注目してほしいのは2着争い。内から盛り返した天皇賞馬トーセンジョーダンを、最後まで抜かせなかった。着差はわずか首だが並んだら負けない勝負根性をG1級相手に見せつけたのは収穫だ。勝ち馬とも馬体を接していれば、結果は違っていたかもしれない。しかも「馬場の影響があった」と横山典騎手が話したように、ベストコンディションではなかった。厳しい状況をこらえての連対確保は、勝ちに等しい。

 中間の調整内容にも進化が見られる。1週前追い切りは、ウッドで5ハロン69秒6-12秒9。田中剛師は「以前は動いちゃった、という感じだったのに」と予定より遅い時計に苦笑したが、あの動きを見て99年の天皇賞(秋)、ジャパンCを連勝したスペシャルウィークを思い出した。古馬になって追い切りとレースの区別がつくようになると調教では必要以上に動かなくなる。これは走る馬すべてに共通する点だ。「最近はオンとオフがはっきり表れてきた」と師も認めている。今週は芝でびっしり負荷をかけており、体調面に不安はない。

 先行、差し自在の脚質も阪神内回りにぴったり。後続の動きを感じながら乗り役の意のままに仕掛けられるのは有利。あとは馬場状態。中山記念で道悪をこなしたとはいえ、やはり瞬発力を生かすには良馬場がベスト。週末の天気は微妙だが、いい馬場でできれば一気に頂点まで上り詰める。

 馬連(12)から(2)(11)(7)(1)(6)(8)(15)。

 [2012年6月23日12時4分 紙面から]




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