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ダート無敵!ヴァンクール強襲V/JDD

ジャパンダートダービーを制したハタノヴァンクールと四位騎手(撮影・野上伸悟)
ジャパンダートダービーを制したハタノヴァンクールと四位騎手(撮影・野上伸悟)

<ジャパンダートダービー>◇11日=大井◇統一G1◇ダート2000メートル◇3歳◇出走11頭

 単勝1番人気に支持されたハタノヴァンクール(牡、昆)が豪快な末脚で3歳ダート王の座に輝いた。これでダートは5戦全勝と無敵。四位洋文騎手、昆貢師はこのレース初勝利となった。

 残り100メートル、完全に抜け出したトリップに外からハタノヴァンクールが迫る。届くのか、届くのか…、届いたーっ。「みなさんもハラハラしたと思うけど、僕もハラハラでした」。乗っていた四位自身もあきれるほどの強烈な決め手で最後は1馬身差。満員のスタンドが熱狂した。

 30度を超える真夏の東京湾決戦はレース中盤からヒートアップした。フリートストリートが先導し、JRA勢6頭が先行集団を形成する。各馬がけん制し合い、流れが落ち着いたところで後方から地元アートサハラがまくって出ようとすると、抜群の手応えでトリップが応戦する。エンジンのかかりが遅いハタノヴァンクール。それでもデビューからコンビを組む四位はじっくり構えていた。「1番人気のプレッシャーがありました。今野君がまくっていってちょっと焦ったけど、末脚のいい馬。最後は期待通りの脚を使ってくれた」。4角6番手から描いた通りのゴール前強襲だった。これでダートは5戦5勝。その強さに昆師も舌を巻く。「いつもこんな勝ち方。不思議な馬です」。今後については「G1を勝ったのでレース選択が難しい」と秋まで成長を促す予定だ。

 この日はナイター対策でチークピーシズを着用していたが、それでもまだ照明を気にしていた。「気にせず真っすぐ走っていたら突き抜けていた」と昆師。まだまだ底が知れない。四位、昆師、そして1番人気のダービーを豪快な追い込みで快勝したとなれば、08年日本ダービー馬ディープスカイが思い浮かぶ。それだけの強烈な印象を残す砂のチャンピオンが誕生した。【木南友輔】

 ◆ハタノヴァンクール ▽父 キングカメハメハ▽母 ハタノプリエ(ブライアンズタイム)▽牡3▽馬主 (有)グッドラック▽調教師 昆貢(栗東)▽生産者 有限会社グッドラック・ファーム(北海道日高町)▽戦績 7戦5勝▽総収得賞金 9361万6000円

 [2012年7月12日8時53分 紙面から]




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