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オルフェ凱旋門賞スミヨン騎手と新コンビ

オルフェーヴルの凱旋門賞挑戦について会見する池江師(撮影・太田尚樹)
オルフェーヴルの凱旋門賞挑戦について会見する池江師(撮影・太田尚樹)

 3冠馬オルフェーヴル(牡4、池江)が10月7日の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、仏ロンシャン)に挑戦することが15日、正式決定した。同時に、このレース2勝のクリストフ・スミヨン(31=フランス)との新コンビも決定。9月16日に同じロンシャン競馬場で行われるフォワ賞(G2、芝2400メートル)から本番へ向かう。

 苦渋の決断の末に、世界制覇への計画が固まった。京都市内のホテルで行われた宝塚記念祝勝会の直後、池江泰寿調教師と吉田俊介サンデーレーシング代表は引き締めた顔を並べてプランの全容を発表した。最大のサプライズは鞍上だ。デビューから14戦、手綱をとり続けた池添から、凱旋門賞2勝のスミヨンへの乗り替わりが決まった。

 池江師 いろんな意見があってわれわれも悩んだ。勝つためにどうすべきか協議した結果。これがベストと思って、勝つために凱旋門賞へ臨みたい

 吉田代表 乗り難しい馬だから乗り慣れた池添君で行くのか、凱旋門賞で複数の優勝経験があるスミヨンにするのか、つらい決断だった。スミヨン以外にも「ぜひ」と言うジョッキーはたくさんいたけど、日本に来ていて、彼の技術や姿勢も知っていたので

 勝利へ最善を尽くすため、非情に徹した。スミヨンとは昨夜、前哨戦フォワ賞と本番の2戦に騎乗する契約を結んだ。本人も「時間が許すなら調教にも乗りたい」と胸を躍らせているという。一方で函館で騎乗していた池添には、この日夕方に電話で伝えた。池江師は「残念がっていた。彼のおかげで3冠がとれた。本人が納得するのは時間がかかると思う」と心情をおもんばかった。

 遠征計画の詳細も発表された。放牧先のノーザンファームしがらきから8月中旬に帰厩。同25日に僚馬アヴェンティーノ(牡8)とともに成田空港から韓国経由で現地へ旅立つ。現地での受け入れ先はシャンティイの小林智厩舎に決定。日本語でのやりとりができることや、昨年ヒルノダムールが滞在した実績も考慮された。今月30日から池江師らが現地を視察する予定。これ以上ない条件を整え、悲願の頂点へと挑む。【太田尚樹】

 ◆クリストフ・スミヨン 1981年6月4日、ベルギー生まれの31歳。フランス・ブータン厩舎の見習い騎手として97年にデビュー。03、05、06、11年にフランスのリーディングジョッキーに輝いている。今年は現在2位。01年に初めて短期免許で来日。10年の天皇賞・秋ではブエナビスタに騎乗し、日本での初G1制覇を果たした。主な勝ち鞍に03年(ダラカニ)、08年(ザルカヴァ)の凱旋門賞、05年ブリーダーズCターフ(シロッコ)、06年Kジョージ6世&QエリザベスS(ハリケーンラン)などがある。

 [2012年7月16日9時4分 紙面から]




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