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パドトロワ逃げ切る/スプリンターズS

ハードローテで状態が万全のパドトロワ
ハードローテで状態が万全のパドトロワ

<松本岳志の外さない話:スプリンターズS>

 ほんの少しのロスが勝敗を左右するG1、ましてコンマ数秒を争う6ハロン戦の大外枠はいかにも痛い。週中の芝刈りを避けた今週の中山だが、土曜も相変わらず時計が速く、内がよく伸びていた。カレンチャンをはじめとする大外の有力4頭には試練になる。

 すんなり先手を奪えそうなパドトロワが浮上する。スタートよりも二の脚でポジションを奪うタイプなので、包まれない11番枠はむしろ悪くない。同型の少ないメンバー構成からも、すんなり先手を奪える公算が大きい。最高級の◎の能力がよく表れているのが、2~3ハロン目を10秒2-10秒8で飛ばしながら2着した昨年のスプリンターズSや、逃げて1分7秒6のレコードをつくった今年のキーンランドC。この2戦はどちらもスタートから同型と競り合ったレースだった。並の馬なら共倒れになる状況下でこの結果を残すのだから、底力が違う。競る馬がいない今回は息の入る逃げになる可能性が大。ゴール前の粘りはさらに増す。

 今夏は重賞を3走するハードなローテーションを消化した。ただ、これはG1のために練られた臨戦過程。絞りにくい500キロ超の馬体を仕上げるために、あえてコンスタントにレースを使った。余力を心配する声もあるが、パドトロワにはこれでいい。昨年は函館への輸送で熱発することもあったが、海外経験などでたくましくなった今年は輸送にもへこたれなくなった。中間の頓挫がなかったという点では、臨戦過程は昨年よりも上。何よりも、これだけ使っても大きく減らない馬体重が充実度を表している。状態は万全。初のタイトル獲得へ、機は熟した。

 馬連(11)から(14)(7)(16)(1)(2)(12)(13)。

 [2012年9月30日9時35分 紙面から]




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