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蛯名が武豊がオルフェ勝てる!/凱旋門賞

アヴェンティーノ(右)とともに調教場へ向かうオルフェーヴル(撮影・太田尚樹)
アヴェンティーノ(右)とともに調教場へ向かうオルフェーヴル(撮影・太田尚樹)

 世界の厳しさを体感した男たちだからこそ、分かることがある。7日の凱旋門賞(G1、芝2400メートル)に挑むオルフェーヴル(牡4、池江)について、過去の挑戦者が勝算やポイントを大分析した。2度の2着がある蛯名正義騎手(43)や日本人最多5度騎乗の武豊騎手(43)の見解は-。

 「最も頂点に近づいた男」と「最も世界を知る男」の意見は一致した。オルフェーヴルは通用する-。99年エルコンドルパサーと10年ナカヤマフェスタで2度の2着がある蛯名は、確固たる勝算を力説した。

 蛯名 オルフェーヴルは日本のチャンピオン。3歳で有馬記念まで全部とってしまうような馬。それぐらいの馬が凱旋門賞に挑戦すれば、通用しないわけがない。通用する「だろう」とか「してほしい」というレベルの話じゃない。今までは、日本のチャンピオンが毎年のように挑戦してきたわけじゃない。何年かに1度だからね。挑戦すれば…という馬たちも挑戦してこなかった。最近ではディープぐらいでしょ。生半可なレースじゃないけど、今、日本のチャンピオンが出れば通用する。あとは輸送とか調教のノウハウを持っているか。エルコンドルパサーは3歳でJCを勝った馬。スペシャルウィークとかエアグルーヴとかがいる中で、今まで1800メートルまでしか使っていなかった馬が、いきなりそれを克服した。自分の中に持っていたもの(尺度)を覆した馬だった。そういう馬でないと、やはり通用しない。

 同じ3冠馬ディープインパクトなど日本人最多5度の騎乗経験を持つ武豊も、世界制覇の可能性は十分と見る。池江師とは幼なじみでもあり「う~ん。『オレを乗せて』が本当のエールかな」とジョーク(?)も交え、見通しを口にした。

 武豊 (フォワ賞は)調整ルームで見た。すごいスローで、最初はみんな掛かってたね。見ると、あらためて「乗りたい」と思った。本番はまた違うレースになると思うけど、能力は勝ってもおかしくないものを持ってると思う。無事にいいレースをしてほしいね。

 くしくも蛯名と武豊、そして池江師は同い年で、スピードシンボリが日本馬初の出走を果たした69年に生を受けた。あれから43年。かつての挑戦者たちは、それぞれの思いを胸に、悲願への挑戦を見守る。【構成=太田尚樹】

 [2012年10月3日8時49分 紙面から]




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