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ヴィルシーナ3冠戦オール2着/秋華賞

2着ヴィルシーナの内田騎手(左)と握手を交わす岩田騎手(撮影・清水貴仁)
2着ヴィルシーナの内田騎手(左)と握手を交わす岩田騎手(撮影・清水貴仁)

<秋華賞>◇14日=京都◇G1◇芝2000メートル◇3歳牝◇出走18頭

 勝利の女神は最後までほほ笑んでくれなかった。2冠馬に一矢報わんと、こん身の仕上げで臨んだヴィルシーナ(友道)だったが、強敵ジェンティルドンナは最後の最後まで彼女の前に立ちふさがった。牝馬3冠レース全て2着は史上初。陣営にしてみれば、悔しさだけが残る記録となってしまった。

 これまで桜花賞が半馬身差、オークスは5馬身差、前哨戦のローズSは1馬身半差だった。最内枠が当たった今回は、発馬後に内田騎手が強い決意で手綱をしごき積極的にハナに立ちペースを落とした。早めにまくってきたチェリーメドゥーサを行かせ、絶好のポジションを確保。外を急追したジェンティルに並びかけ、首の上げ下げに持ち込んだ。無情にもゴール線上で鼻差かわされたが、下馬した内田騎手は勝者を素直にたたえるしかなかった。鼻差負けでも完敗だった。

 内田騎手 相手を負かすにはあれしかなかった。ある程度行って、早めに仕掛ければ…という考えです。あそこまでジェンティルを追い詰めたのはえらい。同時にあらためて相手の強さを思い知らされた。勝ち馬を褒めるしかないけど、全力を出してレースを盛り上げたヴィルシーナも褒めてやってください。

 友道師も全力を出し切った看板馬をねぎらった。「やれることは全部やったし、これまでで最高の出来だったと思う。それで負けたのだから仕方がない」。次走は予定通り11月11日のエリザベス女王杯(G1、芝2200メートル)に決まった。「また次、しっかり仕上げるだけ」と友道師。こみあげる悔しさを押し殺し、出直しを誓った。【鎌田優】

 [2012年10月15日9時7分 紙面から]




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