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ルルーシュ遅れても鞍上好感触/AJCC

前の2頭を追走するルルーシュとマクドノー騎手(撮影・酒井清司)
前の2頭を追走するルルーシュとマクドノー騎手(撮影・酒井清司)

<AJCC:追い切り>

 AJCC(G2、芝2200メートル、20日=中山)の追い切りが17日、東西トレセンで行われた。関東期待の大物ルルーシュ(牡5、藤沢和)は新コンビを組むD・マクドノー騎手(32)を背に美浦ウッドコースで3頭併せ。格下相手に遅れはしたが、アイルランドの名手は好走に自信を見せた。

 オレ流稽古で重賞初制覇への手応えをつかんだ。美浦ウッドコースでの3頭併せ。杉原騎手騎乗のレッドフォルツァ(古馬500万)が先頭を走り、内田騎手騎乗のジャングルクルーズ(古馬500万)が続く。2馬身差の等間隔でスタートし、隊列の最後尾を進んだマクドノー騎手とルルーシュは前との間隔を保ったまま、直線を向いた。馬体を併せる先行2頭を目がけて、満を持して追い出すが、その差が詰まらない。時計は5ハロン67秒7-52秒0-38秒5-12秒6。藤沢和師の指示は「並ぶように」というものだったが、ゴール板通過は2頭から1馬身遅れてしまった。

 重賞の大本命馬としては平凡な内容だ。それでも鞍上はパートナーを絶賛した。「ウッドは少し滑る感じがあったけど、リラックスして走ってくれた。本当に力強い走りをする馬だし、ハンドリングはノープロブレム。折り合いも問題ない。競馬では集中して走ってくれるはずだよ」。青い瞳を輝かせた。

 「これまでのレースVTRは見ています。先行する競馬もできるし、差す脚もある。あとは当日、先生からの指示次第でどんな競馬でもできる」。朗らかに話すアイルランドのトップジョッキーは先週日曜、来日21戦目の中山8Rサトノロックで国内初勝利を挙げた。10番人気の伏兵に乗り、鮮やかな直線強襲だった。「アイルランドはいつも天候が思わしくないから重い馬場の競馬が多いですね。競馬のペースについては、特に戸惑いは感じていませんよ」。3週間が経過し、徐々に日本の競馬へ適応してきたのは間違いない。

 有馬記念で先着を許したライバル馬が直前で回避し、人気の中心になった。今回の来日には結婚して間もない夫人を同伴。家族のバックアップも真面目な男の活躍を後押しする。AJCCの翌日が33歳の誕生日だけに、重賞勝利が前祝いになるか。稽古は追走遅れ。それでもこの男が発した一言一句、端正なマスクに不安の色は全くなかった。【木南友輔】

 [2013年1月18日9時17分 紙面から]




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