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ゴールド3歳王者の進化へ/阪神大賞典

Cウッドで追い切られタイセイモンスター(右)に先着するゴールドシップ
Cウッドで追い切られタイセイモンスター(右)に先着するゴールドシップ

<阪神大賞典:追い切り>

 新境地を開くのか。G1・3勝馬ゴールドシップ(牡4、須貝)が13日、今年初戦の阪神大賞典(G2、芝3000メートル、17日=阪神)に向けて追い切られた。栗東Cウッドで6ハロン79秒2-12秒3をマークして僚馬に3馬身先着。仕上がりは上々だ。須貝尚介調教師(46)は、代名詞になりつつある大外まくりにこだわらない考えを明かした。

 船出の時を待ちわびている。弾むように首を上下させ、ゴールドシップが抑えきれないぐらいの前進気勢でCウッドを駆けた。3~4コーナー中間で自分からハミをとり、3馬身ほど先行していたタイセイモンスター(古馬1000万)に外から並びかける。直線で馬なりのまま僚馬をかわすと、最後は右ムチで追われて3馬身差の先着を果たした。6ハロン79秒2-12秒3。時計も申し分ない。

 司令官たる須貝師は胸を張って送り出す。キャリア11戦目で初めてとなるCウッドでの最終追い切りについて「負荷をかけるのは先週までにやっている。今週は息をつくった」と説明した上で「いい時の体のイメージで出せる。落ち着いてるし、走る時は一生懸命に反応する」と好気配を伝えた。先月12日に帰厩してから1カ月、みっちりと乗り込まれてきた。担当する今浪厩務員は「元気満々。すごいパワーやで」と、さらなる進化を実感している。

 大外まくり一辺倒からの脱却も視野に入れている。トレーナーは「あまり型にはめたくない。長丁場だと(展開次第で)逃げ切る馬もいるし、もったいない競馬をしたくない。馬と相談しながらになるけど、対応はできるはず」と脚質転換を示唆した。昨年の皐月賞以降5戦続けて後方からの競馬。豪快ではあるが、取りこぼす危険性も常につきまとう。1800メートルの共同通信杯で正攻法から押し切った実績もあり、先行策も不可能ではない。現役最強の座を目指す1年がスタートする。今月末にはジェンティルドンナとオルフェーヴルも今年初戦を迎える。3強激突の実現は早くても宝塚記念。目標は先だが、ぶざまな競馬はできない。古馬となってどんな走りを披露するのか。たくさんの夢と希望を乗せ、いよいよ出航する。【太田尚樹】

 ◆4歳馬苦戦!? 今年の古馬中長距離重賞では5歳馬の活躍が目立つ。1800メートル以上の重賞9鞍(牝馬限定含む)のうち、4歳馬が日経新春杯(カポーティスター)の1勝止まりなのに対し、5歳馬はAJCCから7連勝中。牡馬の大将格ゴールドシップが流れを変えられるか注目だ。

 [2013年3月14日8時58分 紙面から]

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