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フラム前走10着は度外視/NHKマイルC

陣営の狙い通り立て直しに成功したフラムドグロワール
陣営の狙い通り立て直しに成功したフラムドグロワール

<鈴木良一のG1フルスイング:NHKマイルC>

 フラムドグロワールの馬柱に「京成杯<10>」の表記がなかったら、これほどまでの低評価にはならなかったと思う。横山典騎手にこの考えをぶつけてみたら「そうかもしれない」と一定の同意を得ることはできた。

 東京コースは2戦2勝。しかも1800メートルでのオープン勝ちがある。G1の朝日杯FSは外枠(6枠12番)の不利がありながら、勝ったロゴタイプとは0秒5差の4着で、3着ゴットフリートとはわずかに3/4馬身の着差しかない。もし京成杯で掲示板にでも載っていれば、もしその後にレースを使ってそこそこの結果を出していれば、ここで重い印がついても不思議ない馬。すべては前走の大敗だけによる人気急落なのだ。

 1番人気を裏切った前走を振り返り、鞍上は「自分の中で敗因ははっきりしている」という。具体的な内容こそ口を閉ざしたが、結果とその要因については「朝日杯で力を出し切った後だったし、雪による延期で2度の輸送もあった。競馬では出がらしみたいな感じで、うんともすんとも言わなかった。距離という人がいるかもしれないが、そうじゃない」と、自分なりに消化し切った雰囲気を感じた。取材の感触からは巻き返しの手応えを感じた。

 3月22日の美浦帰厩から1カ月半もかけて乗り込んだことで、陣営の狙い通り立て直しに成功した。鞍上も「追い切りの動きは言うことなかった」と好感触を隠さず、「動きがひと息で、息遣いも太いかなという感じがした」という前走時とは出来そのものが違う。京成杯からぶっつけは誤算があって前哨戦をパスしたのではない。連戦の疲れを完全に抜き、一から馬をつくり直す、明確な意図のあるローテーションだ。

 ならば前走の結果を馬柱から抹消し、本来の能力を見直すことができる。人気はなくても十分に有力候補になりえる1頭だ。

 馬連(12)-(10)(6)(15)(3)(8)(14)(18)。

 3連単2頭軸マルチ(12)-(10)-(3)(6)(8)(14)(15)(18)。

 [2013年5月4日9時28分 紙面から]

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