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イサベルVパターン確立/ヴィクトリアM

松本は体が絞れ、勝ちパターンが確立したマイネイサベルに◎
松本は体が絞れ、勝ちパターンが確立したマイネイサベルに◎

<松本岳志の外さない話:ヴィクトリアマイル>

 今週も松本と柴田大に任せろ! NHKマイルCの馬連2万1890円を的中させた「外さない話」の松本岳志は、◎マイネイサベル(牝5、水野)に2週連続高配当ゲットの夢を託した。体が絞れ、勝ちパターンが確立したことで、G1初制覇に向けて視界は良好。今週も柴田大知騎手と松本の男泣きが見られるか!?

 競馬の神様はいる。先週のNHKマイルCをマイネルホウオウで勝ち、初の平地G1に男泣きする柴田大騎手を見て、心からそう思った。06、07年は連続未勝利というどん底も味わった。乗り鞍は激減。周囲からは調教助手への転身を勧められた。それでも騎手を続けたくて格安航空券で北海道へ飛び、牧場を回り、トレセンではミニバイクで1軒1軒厩舎を訪ね続けた。

 そんな積み重ねの先に今がある。「2週連続のG1はないだろう」。普通ならそう思うかもしれない。しかし自分は◎を同騎手のマイネイサベルに託す。十数年間の雌伏の時を考えれば、2週連続という偉業でもまだ足りないくらいだ。

 騎乗するマイネイサベルはG1を狙えるだけの充実期に入っている。中山牝馬S→福島牝馬Sから本番に向かうローテーションは昨年と同じだが、着順は昨年の4、5着に対し、1、2着と段違い。躍進の秘密は何なのか? それは「470キロ台」+「差す競馬」という勝利の方程式が確立されたことにある。

 契機は4走前の府中牝馬S。2年1カ月間も勝ち星に見放されていた現状を打破するために、陣営は主戦の松岡騎手(今回は騎乗停止中)の進言で体を10キロ絞った。鞍上も陣営のリクエストで、レースではためる競馬に徹した。その結果、新潟2歳王者に輝いた切れ味が復活し、近4走は重賞2勝、2着1回という成績。舞台は持ち味を存分に生かせる東京マイル。勝ち方を覚えた今なら、自信を持ってG1に向かえる。

 水野師は「前走は輸送で馬体重が減ると思っていたが、逆に増えていた。内臓面でも上積みがあった。完成期に入ってきた」と胸を張る。以前は輸送でカイバ食いが減る繊細な面があったが、前走時はあっさり平らげてしまった。環境にも動じなくなった結果、プラス14キロの484キロで出走。それでいてレースは首差2着と末脚が切れた。あれから約3週間。トレーナーが「470キロで出せるように調整してきた」と強調するように、木曜には476キロの発表があった。末脚はさらに威力を増す。

 雨は土曜のうちに上がり、日曜は晴れ予報が出ている。芝は今週から仮柵が外に3メートル移動したBコース。脚をためてロスなく回れる最内枠はビクトリーロードだ。柴田大は「乗せていただける以上はしっかり力を引き出したい。切れ味を生かす競馬を」と、無念の騎乗停止中の松岡にも思いを巡らせる。直線で馬群を抜けた先に、2週連続の歓喜が待つ。【松本岳志】

 馬連(1)-(11)(4)(17)(2)(5)(6)(13)。

 3連単(1)-(2)(4)(5)(6)(11)(13)(17)-(2)(4)(5)(6)(11)(13)(17)。

 [2013年5月11日9時27分 紙面から]

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