日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


  1. 競馬
  2. ニュース

競馬のRSS

ファイナル馬具で集中力UP/エプソムC

戸崎騎手を背に、ダブルアクセル(奥)と併せて追い切るファイナルフォーム
戸崎騎手を背に、ダブルアクセル(奥)と併せて追い切るファイナルフォーム

<エプソムC:追い切り>

 エプソムC(G3、芝1800メートル、9日=東京)に出走するファイナルフォーム(牡4、堀)が巻き返しをかけ、戸崎騎手を背にウッドで追い切りを行った。ハミを取らなかった前走マイラーズC(9着)の敗因を分析し、今回は工夫を凝らして臨む一戦。また鞍上の戸崎とのコンビは初重賞タイトルとなったラジオNIKKEI賞(1着)以来。相性のいいパートナーを背に東京で目覚める。

 ゴール板が近づくと、戸崎騎手はファイナルフォームに気合を注入した。手綱をぐいっとしごいて推進力を促し、集中力をアップさせる。数回信号を送るとパートナーは反応し、先行していたダブルアクセル(3歳未勝利)に併入。半マイル52秒3、ラスト1ハロン12秒5でフィニッシュした。久しぶりの騎乗となった戸崎は「乗るのは久しぶり。調教は初めてですがやはり力を感じさせる走りです」と感触を口にした。

 この中間は、目覚めさせる工夫をほどこした。3歳時は前向きすぎて折り合いに苦労するシーンも見られた同馬だが、前走のマイラーズC(9着)ではほとんどハミを取らなかった。道中の行きっぷりが悪く、直線でも以前の反応が見られなかった。日々の様子からは精神的な成長もうかがえるが、陣営はそれだけではないと判断した。

 橋本助手は「前回は普通のハミにしていたが、今回からまたリング(バミ)に戻す。クロス鼻革もつけることにした」と明かす。制御すると同時に、集中力の持続を促すのが狙いだ。また、先週までは2週続けて厩舎の大将格ダークシャドウと併せ、精神的な負荷もかけられた。この日は追い切りのスタート直前に少しチャカチャカするしぐさが見られた。覇気を取り戻しつつある、いい傾向と捉えられる。

 3歳時は古馬相手の富士S(2着)で好走。世代トップの力があることは証明している。本来の走りができれば突き抜ける脚は持っている。あとは、相性のいい戸崎騎手を背に「やる気スイッチ」が入るかどうかだ。【和田美保】

 [2013年6月7日8時41分 紙面から]

PR情報



  • 有料競馬◆2月22日、1~3着馬のコンピ指数[22日16:54]



日刊スポーツ購読申し込み 日刊スポーツ映画大賞