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フラガ 坂路楽々ラスト12秒3/関屋記念

高倉騎手を背に坂路で追い切られたフラガラッハ
高倉騎手を背に坂路で追い切られたフラガラッハ

<関屋記念:追い切り>

 サマーマイルシリーズ第2戦・関屋記念(G3、芝1600メートル、11日=新潟)に向けて7日、中京記念に続く重賞連勝を狙うフラガラッハ(牡6、松永幹)が栗東坂路で好調維持をアピールした。勝てば夏の初代マイル王が確定する大事な一戦は、いつもどおりの豪快な末脚で決める構えだ。

 “初代王者”の座がはっきりと見えた。フラガラッハが栗東坂路で躍動した。高倉騎手を背に単走で4ハロン54秒3-12秒3。上がり重点で時計に派手さはなくとも、動きと馬体はやはり見る者を存分に引きつけた。「もともと動くし、間隔もあいてないので様子見の感じですが、ラストは楽に12秒台。状態は良さそうです」。感触を確かめた鞍上は満点評価を与えた。

 前走の中京記念は直線で豪快な差しを決めて快勝。連覇を果たした。今回も勝てば、サマーマイルシリーズ制覇が確定する。昨年は秋に備える形で自重した関屋記念だが、松永幹師は「今年もチャンスがある。いい時に使っていきたい」と参戦を決断。「前走と比べても状態は維持していると思う。この時期がいいのかもしれないね」と6~8月は過去3戦3勝という“夏男”ぶりに目を細めた。

 初めてとなる新潟の芝コースも今年はフラガに味方する。昨年の関屋記念は1分31秒5のレコード決着だったが、今夏の新潟芝は昨年より時計を要している。

 師も「新潟は極端に上がりが速くなることもある。そのあたりがどうかだけど、今の馬場はこの馬に合ってきたかな…という気はしている」と分析する。究極の瞬発力というより、力強い末脚で坂のあるコースを得意としてきただけに、少しでも力のいる芝コンディションは望むところだ。

 もちろん、作戦面に小細工はなし。「スタートがあまり良くないし、先に行きたくても行けない。今回も自分の競馬をするだけ」と師が話せば、鞍上も「馬群が密集する方がプラス。前走のように直線に向く時には射程圏に入れたい」と差し切りを思い描く。“聖剣”に由来する父デュランダルの名を受け、ケルト神話に登場する剣の意で名付けられたフラガラッハ。その切れ味は夏のマイル王にふさわしい。【伊嶋健一郎】

 [2013年8月8日8時37分 紙面から]

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